トーナメント戦 05/12/3 近鉄花園 同志社大学−大阪体育大学
立命館大学−名城大学(大学選手権第5代表決定戦)

大阪体育大学
坂田好弘 監督
トーナメントを終え、最終的に同志社に敗れはしたが試合後胸を張れるゲームであった。
大体大の選手は最後まであきらめることなく同大に立ち向かった。今シーズン大体大はリーグ戦、トーナメントを通じ一戦一戦力をつけてきた。
大学選手権ではもう一度大体大の魂を見せるようなゲームをしたい。又、選手、役員、応援して下さった方々にお礼を言いたい。

佐藤公昭 ゲームキャプテン
前半いいプレッシャーをかけていたが攻め急ぎ、自分達のミスで自滅してしまった。ディフェンス面もそろってはいたが、一人一人のタックルの精度がなかった。
今後の練習で修正し、選手権にのぞみたい。

立命館大学
ブラッドリージョンストン ヘッドコーチ
前半の30分、相手のプレッシャーを受けてしまった。前半の10分、後半の10分はともに気が抜けてしまったようだ。そのあとは集中できたし、それぞれが自分の仕事を理解したことが最後の点差に結びついた。後半最後の10分は良かった。
早稲田大学は強いチーム。だが我々には失うものは何もないので、15人まとまってむかっていきたい。作戦?秘密だよ(笑)

草下岳 副将
正直ホッとした。今年はディフェンスが課題と思っている。また相手に合わした試合をしてしまうのも良くないところだ。今日も受けてしまった時間帯は厳しい内容になってしまった。練習でディフェンスの修正をして早稲田大学との試合にのぞみたい。

同志社大学
中尾晃 監督
多少の課題は残りましたが、全勝できた事は良かったと思います。選手権では、昨年以上の成績が残せるよう全力をつくします。

中村嘉樹 主将
今日の試合はミスが多く、自分たちの目指す早いテンポでボールを動かすラグビーが出来ませんでした。これから行われる選手権では、このような関西リーグでの反省を生かして優勝出来るよう頑張ります

名城大学
中村司 監督
前・後半でのミスが痛かった。選手達はよく頑張ったと思う。また来年リベンジしたい。

井東慶 主将
勝てた試合だったが、後半集中力が切れて修正できずに敗れてしまった。来年は後輩が必ず勝ってくれる。



 トーナメント戦 05/11/27 近鉄花園 立命館大学−関西学院大学
京都産業大学−天理大学
龍谷大学−近畿大学
名城大学−徳山大学(大学選手権予選)

立命館大学
ギャリー・カニングハムコーチ
前半は私たちの思っているプラン通りのいいラグビーができた、しかし後半は反則により、14名の中で相手のプレッシャーを受け厳しい状況だった、関学大のあきらめない精神力に受けに回ってしまった。
 今日のゲームに関しては、前へ出るデフェンスで強いプレッシャーを与えようとしたぶんリスクを負ってしまい、相手にボールをつながれてしまった、8本トライを取れたことは素直に喜びたい。

吉村キャプテン
前半はよい流れでゲームを進めることが出来たが、1本トライを取られ集中力が切れてしまってペースが乱れた、次のゲームの修正点は、自分たちの流れを持続して80分間ゲームをすることだ。

草下岳 副将
前半はディフェンスからリズムを作り、FWが前に出てBK展開でトライをとるという立命の得意な形で得点を重ねていくことが出来ました。後半、点差が開いてから気の緩みが生じ、連続トライを奪われてしまいましたが、そのときに流れを変えるような体を張った好プレーが出来なかったことが反省点です。先の大学選手権を見過ぎずに、次の一戦に集中して今週の練習に取り組みます。

高橋勇気 主務
自分達の油断と、力不足を痛感した試合でした。次戦も反省を活かしてしっかりと準備をし、関西代表校の名を汚さない試合をしたいと思います。関西学院大学の分まで、残された期間を全力で戦い抜きます。

関西学院大学
金谷監督
負けたことは残念、悔しい、しかし後半の粘りは今後の関学大にとってはよかった、いいゲームができた、前半にもっと仕掛けられたらと思う、FWが受けてしまった。
後半は逆にFWが盛り返してくれてリズムがでてきた、京産大、大体大戦で出せなかった関学大の粘りのラグビーが出来た。

平井キャプテン
前半はゲームへの入り方を意識してのぞんだが、立命大に100%の力を出されてしまい、それに対して受けてしまった結果、30点ほど取られてしまった。
後半は巻き返せたと思う、立命大が14人になった時にもっと仕掛けてトライを取りたかったが取りきれなかった、こちらがトライを取った直後に取り返されたのが痛かった、しかしFWの早い仕掛けからバックスリーに展開できたことは、今季我々が目指してきたラグビーで、それを出せたことには満足している。

京都産業大学
大西監督
先回に26点差を大体大に追いつかれ、抽選でひっくり返されたことの反省として集中力とスタミナ強化を図った、後半のゲーム内容はその反省が生きたものだった、学生にとっては大学選手権にのぞむにあたり弾みになる勝利である。
大学選手権1回戦であたる慶応大は、毎年春にお相手してもらっているが選手権での対戦は初めてなので楽しみにしている、お世話になっているお礼が出来ればと思っている。

天理大学
小松監督
我々としてはリーグ戦で負けている相手、雪辱を晴らすべくのぞんだが、強いスクラム、ラインアウトモールの前に失点を重ねた、完敗です。
選手権で対戦する大東文化大の大きなFWを相手にセットプレーを安定させBK展開に持ち込みたい、また今日のようなミスをすると厳しくなるのでミスを減らすことも重要、相手をしっかり分析し、立て直してのぞみたい。

小野キャプテン
今日、うちがやろうとしていたデフェンスが、相手がしつこくてできなかった、またFWの強力なモールに対応できなかった、このままでは選手権でいいゲームはできない、デフェンスから立て直していきたい。

近畿大学
中島監督
正直なところ1勝を上げることがこれほど苦労するものだと思わなかった、負けなくてホッとしている、龍谷大はデフェンスがよくなってきた、記虎イズムが浸透してきたと思う。
入れ替え戦は17〜18年ぶりだと思うが、なんとしてもAリーグに残留して来季は躍進したい。
チームもシーズン当初のメンバーに戻りつつあり、機動力ももどってきた、1勝したことで学生も自信がよみがえってきたと思うので、シーズンの締めくくりとしていいゲームをしたい。
 『無事これ名馬』という言葉があるが、怪我をしない体作りと、練習・ゲーム前後のアップやケアも今後工夫していきたい。

弥勒キャプテン
勝ちを得られたことは大きい、龍谷はFWが強く、モールには苦労したがBKがつないでくれて助かった、今季は負け続けたが、今日の勝利ではずみをつけ、入れ替え戦で勝ちシーズンを締めくくりたい。

龍谷大学
記虎監督
これが実力、まだ発展途上のチーム、これを糧に自信を持って来季へつなげて欲しい、去年に比べて個人プレーでなく、組織でプレーする理解が深まり、チームとして動けるようになりつつある、入れ替え戦はチームで心を一つにして乗り切りたい。
うちは体がないのでデフェンスで我慢してきちっとゲームをすること、そこからスタートする、接点の部分で自分の持ち場での責任を果たすことは、なかなか出来ないが、それを克服することが必要、龍谷大は変わりつつある、今はその過渡期にある、自分たちのやるべきラグビーを理解し、そのプレーの精度を高めることが来季の目標。

名城大学
中村監督
前半は相手のプレッシャーを受け固くなり、うちのリズムでゲームができなかった、後半は風上でキックを使い相手陣で攻撃できたのが勝因、後半に修正し持ち味が出せた。
次の立命戦は力の差、経験の差は歴然だが、デフェンスのシステムをやり直し、東海の覇者として全国へ行きたい。

井東キャプテン
前半は相手のプレッシャーを受け自分たちのリズムでゲームができなかった、逆に後半はセットプレーでプレッシャーをかけられたので、自分たちのリズムでゲームができた。

徳山大学
山田監督
前半はいいかたちで折り返すことができた、後半は名城大の大型FWをチーム一体となって止められるか、が鍵だったが、けが人も出て思うように止められなかった。
3年連続の同じカード、3度目の正直で勝ちたかった、近年のうちは部員が23−28−36人と少しずつ発展しているが、部員の少ない時期にチームを支えてくれた4年生に感謝している、ご苦労様でした!
帰ってビデオをみて勉強しなおし、来季またいいチームを作りたい。


 トーナメント戦 05/11/19 近鉄花園U 関西学院大学−龍谷大学
近畿大学−立命館大学
05/11/20 長居第2 京都産業大学−大阪体育大学
天理大学−同志社大学

近畿大学
中島茂 監督
リーグ戦を全敗で終え、背水の陣で望んだトーナメント戦。
一発逆転の「必勝の信念」で望んだが、勝利できなかった。しかし、課題であったスクラムが安定し、ゲームプランがたてやすくなってきた。次週の龍谷大学戦では、感動を与えることのできる試合を行いたい。

弥勒正昌 主将
前半は結構自分たちの思うような形ができて、いい展開にもっていけましたが、後半は自分たちのミスから焦ってしまってたて続けにトライをとられてしまいました。FWのモールで予想以上におされてしまったのが敗因だと思います。

龍谷大学
松田充令 コーチ
ミスが多かった。
ラインアウト、セットプレーがしっかりしていればもっと良かった。

長岡知実 選手
取るべき所でトライを取れなかった。
逆に相手は、取れるところをきっちり取っていた。

立命館大学
吉村尚人 主将
リーグ戦では本当に悔しい思いをしたので、今日の試合はもう一度チャンスをもらったと思い、全員のモチベーションを高めて臨みました。前半は苦戦してしまいましたが、後半は何事にも動じず自分達らしいラグビーが出来たと思います。
次の試合も悔いを残さず自分達の持ち味を全て出せるように、出足の遅さ、反則やミスの多さをしっかりと修正して、現状として最高の結果を勝ち取りにいきたいと思います。

高橋 勇気 主務
苦しい試合でしたが、後半は選手達が良く頑張ってくれました。まだまだチームとしては満足できない部分も多くありますので、あと二つ納得のいくベストゲームをして、代表権最後の椅子を勝ち取り、関西ラグビーの底上げに貢献したいと思っています。たくさんの応援よろしくお願い致します。



 リーグ戦 最終節 05/11/12 近鉄花園 関西学院大学−大阪体育大学
同志社大学−近畿大学
05/11/13 宝が池 龍谷大学−京都産業大学
天理大学−立命館大学

大阪体育大学
坂田好弘 監督
リーグ戦は、5勝2敗で終えた事に対しては、選手達はよくやってくれたと思う。
リーグ戦当初は、ケガ人や大学の実務等でティーム編成やティーム作りが遅れていたが、3戦目の立命館大学戦から、ある程度ティームとして戦えるようになり、後半戦を5連勝で終える事ができた。
しかし課題も多く、特にセットプレーのラインアウト、そしてウィングの決定力不足は問題である。

福田哲也 主将
今日の試合は前半立ち上がりが悪く、先制され苦しい展開だったが、FWが前に出はじめ自分たちのペースで試合を進めることができた。
前後半ともにミスが多く、雑なプレーが多々ありラインアウトの獲得率も悪かった。
そんな中、後半を0点に抑えたなど収穫もある試合だった。

関西学院大学
平井祥寛 主将
先日の大阪体育大学戦では、前半2トライを先取しチームとして最初から圧倒するということには成功しました。しかし、その後相手の巧みなゲーム運びと、1対1での接点での個々の強さをみせつけられ、また攻めに入っても軽率なミスでボールを失い、継続できずに関学の得意であるアップテンポからの展開ラグビーをすることができずに大敗しました。
順位決定戦での2試合に向けて、組織ディフェンスの立て直しと1対1での個々の強化、アタックの精度アップを図り、2戦必勝で2年ぶり2度目の大学選手権を目指したいです。

今林優 主務
先日の大阪体育大学戦をもってリーグ戦を終了いたしました。今まで自分たちがやってきたことをアウトプットできた面もありますが、まだまだ課題は山積みです。
順位決定戦2試合に向けて、リーグ戦で出た課題を主将中心に克服し、必ずや大学選手権に出れるようチームがひとつとなってがんばっていきたいと思います。

同志社大学
中尾晃 監督
開幕戦から1歩1歩少しずつ課題の発見と修正を繰り返し、リーグ戦を順調に1位通過できたことは、チームにとって非常に大きな成果だと思います。
今までは、個人のスキル向上や、スタミナ面の強化といった、個々の強さを重視した練習を行ってきましたが、今後は決勝トーナメント、大学選手権に向けてチーム力向上を目的とした練習を行っていきます。個々の強さを基本とし、チームの完成度を高めていきたいと思います。
これから厳しい試合が続きますが、チーム一丸となり、今年こそは学生王者の座を掴みたいと思います。

近畿大学
中島茂 監督
強いFWとテンポの速い継続したプレーで、主導権を握るラグビーを目指していたが、機能しないままに黒星を重ねてリーグ戦を終了した。トーナメント戦では先ず、気持ちの高揚とセットプレーの安定、防御を整備して激しい闘志を全面に出して、一念発起して戦いたい。

弥勒正昌 主将
リーグ戦全敗という結果に終わりましたが、気持ちを切り替えて頑張っていきます。

天理大学
木岡高博 主務
21年ぶりに大学選手権に出場ができ、とても嬉しく思います。
天理ラグビー80周年という節目の年に、このような結果を得られたと言うことを自信にして、順位決定戦に挑み、目標である関西学生王者になれるように精一杯頑張って行きたいと思います。

写真提供:櫻井浩一朗さん