関西大学ラグビー Aリーグ マッチレポート

 


関西大学ラグビー Aリーグ開幕!

10/7(日) 12:15〜 KICKOFF
於:近鉄花園ラグビー場

 


関西大学ラグビーAリーグが、2007年10月7日日曜日、近鉄花園ラグビー場に4000人近い観客を迎え、今シーズンの開幕を迎えました。全8チームによる4試合が行われ、その結果は、以下のとおりでした。

◎ 第1グランド 第1試合
京都産業大学  54 40 - 0

14 - 21
21  近畿大学
◎ 第1グランド 第2試合
大阪体育大学  44 20 - 5

22 - 15
20  関西学院大学
◎ 第2グランド 第1試合
立命館大学  31 17 - 5

14 - 7
12  龍谷大学
◎ 第2グランド 第2試合
天理大学  21 21 - 7

0 - 7
14  同志社大学


 これらの試合の内で、話題を呼んだのは、天理大学と同志社大学の一戦でした。天理大学にとっては久方の金星、同志社大学にとっては、緒戦での敗戦となりました。この試合の経過等を以下でレポートします。


ゲームの入りは、緊張からか硬さの感じられる同志社と、バックスでドンドン仕掛けるチャレンジャー天理大という感じであった。
 先制は19分に天理大、相手ゴール前ラックより、BK,FWが一体となりボールをつないでゴールポスト左にトライ、24分にはゴール前ラインアウトよりモールを押し込みトライ、同志社は29分に1トライを返すが、その後、35分に天理大に1トライを許し、7−21で前半を折り返す。
 後半13分に同志社が自陣15!ラックから狭いスペースをSHが上手く突き、15番が一気にトライ、タレントの揃う同志社だけに巻き返しが予想されたが、その後は天理大の硬いディフェンスに阻まれ攻めきれずに天理大に逃げ切られた。
 天理大は同志社大をロー・スコアに押さえたように固いディフェンス力、スクラムの安定力、また自分たちより大きなFW相手にモールでトライを奪うなどFW、BKのバランスのとれたチームに仕上がっており、今シーズンの躍進が期待される。
 ちなみに天理大のリーグ戦での対同志社大の勝利は32年ぶり

 


ノーサイドの瞬間

◎ 監督会見レポート
【天理大小松監督】
 若いバックスがよく頑張ってくれた、我々はディフェンスの時間帯が長くなることを想定してしっかりとディフェンスするのがゲームプラン、フェイズを重ねられて崩される事はあまりないが、抜けられたところでのディフェンスに課題が残った。

【同志社大中尾監督】
 受身になってしまい、後半リズムをつかみかけたがミスが出て結局修正できないまま終わった。正直言って、前川の欠場が響いた。

【前川キャプテン(この試合は欠場)】
 シーズンに出場できるかどうか心配だったが、出場が決まってうれしかった。それだけに責任も感じている。結果でお返しをしたかったが、残念だ。まだ緒戦なので、気持ちを切り替えて、残りの試合の全勝を目指して行きたい。

(村島 博)