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関西大学ラグビーAリーグ マッチレポート |
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関西大学ラグビー Aリーグ マッチレポート |
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11月18日(日) 西京極陸上競技場 12:15〜 KICKOFF |
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京都産業大学 12 |
0 - 12 12 - 10 |
立命館大学 22 |
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11月18日(土) 西京極陸上競技場 14:00〜 KICKOFF | |||||||
同志社大学 29 |
12 - 7 17 - 5 |
大阪体育大学 12 |
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この結果、ともに1敗の同志社大学と大阪体育大学、2敗の京都産業大学と立命館大学が並ぶということになりましたが、大阪体育大学との対決で勝利した同志社大学が首位に躍り出るということになりました。 以下では、この2試合の詳細なレポートをお伝えします。 |
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◎ 京都産業大学 VS 立命館大学 マッチレポート | |||||||
この冬一番の冷え込みの中、まだまだ予断を許さないリーグ戦上位校同士の対決であったが、両チームともに先週の気迫のこもった試合と比べると、DFのミスが目立つなど攻防にやや生彩を欠く内容であった。 前半はどちらも決め手に欠け、肝心の所でミスが出るなどして、盛り上がりのないままに時間が流れた。均衡を破ったのは、立命館、37分に自陣10m中央のスクラムより右へ展開し、G→C→N→MとつなぎM佐藤智幸が上げた右ライン際のキックが好バウンドとなり自らキャッチし、そのまま右中間へ走り込んでトライ、ゴールをI大嶌が決め、0−7とした。続く41分中央右中間ラックから左へH→I→K→Jと展開、J玉川が走りきり左隅へトライ、ゴールは入らず0-12で前半を終えた。 後半も前半同様、両チームともに攻めあぐねている中、立命館は、12分京産大陣22m中央ラックから出したボールをI玉川がドロップゴールに決め0-15とすると試合が動き出し、試合は攻防に激しさを増していった。25分京産大H鈴江が敵陣ゴール前中央ラックより持ち出し中央へトライ、N吉瀬がゴールを決め、7-15とし京産大がいよいよ反撃ののろしを上げたかに見えた。しかしながら、36分に立命館は、京産大陣22m左中間ラックからH→→KとつなぎK林が中央へトライ、N佐藤がゴールを決め7-22と再度突き放した。終了直前、40分京産大が敵陣ゴール前左すみラックからH→I→K→Mと回し右中間にM佐藤がトライ、ゴールははずれ、12-22とするも反撃かなわず立命館の勝利のままノーサイドを迎えた。 この結果、両チームとも2敗となり大学選手権への出場権争いが混沌とした状態になった。 |
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(写真1 ラインアウトで競り合う両校) |
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(写真2 立命館大学のセットスクラム) |
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(写真3 立命館大学、チェイス!) |
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(写真4 京都産業大学の攻撃を懸命にしのぐ立命館大学DF) |
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◎ 同志社大学 VS 大阪体育大学 マッチレポート | |||||||
冬型の気圧配置がいっそう強まり、インゴールの人工芝がめくれるほどの強風が吹く中、ここまで全勝の大体大に対して、初戦、天理大に破れたものの先週京産大に勝ち、リーグ優勝への望みをこの一戦にかける同志社が激突する好カード、両チームともに気迫のこもった激しく緊迫した攻防が繰り広げられた。 機先を制したのは同志社、6分に大体大陣ゴール前右中間ラックよりH→A→CとつなぎC前川が右中間へトライ、ゴールは入らなかったが5-0と先制した。しかし、大体大も16分同志社陣ゴール前中央ラックよりH→DとつなぎD川勝がトライ、ゴールをI米田が決め5-7と逆転した。ところが、32分には、同志社が相手陣20m右中間ラックからH→F→N→Mと回し、M宇薄が中央へトライ、ゴールをI田島が決め12-7と逆転し、前半を終えた。 後半、風下に回った大体大が5分にPKをねらうもはずれ、これに対し、12分同志社は相手陣ゴール前右中間のラックよりG羽田が持ち出してトライ、I田島がゴールを決め19-7。さらに17分相手陣25m左ラインアウトからのこぼれ球をA諸隈が拾って左隅へトライ、ゴールははずれたものの24-7と大体大を突き放した。 この後21分大体大が自陣ゴール前5m右中間のPKからH→KとつなぎM壇辻が中央へトライ、ゴールははずれたが24-12と意地を見せた。しかし、同志社は、30分大体大陣ゴール前左中間ラックから大体大が出したボールのパスミスを拾いG羽田がトライ、ゴールは不成功だったものの29-12とし、ノーサイドを迎えた。 この結果、同志社が首位となったが次週の立命館との試合の結果によっては順位変動もあり得る展開となった。 |
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(写真5 ラインアウトを制する大阪体育大学) |
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(写真6 ラックからFWで仕掛ける同志社大学) |
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(写真7 ゴール前中央のラックから攻め続ける同志社) |
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(写真8 大阪体育大学のスクラム) |
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(記事、写真:堀出和章) (広報担当:村島 博) |