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ジャパンラグビー2007トップリーグ マッチレポート |
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2007トップリーグ第5節マッチレポート(岡山) |
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12月2日(日) 岡山県営陸上競技場 13:00〜 KICKOFF |
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三洋電機 ワイルドナイツ 57 |
26 - 0 31 - 24 |
神戸製鋼 コベルコスティーラーズ 24 |
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◎ マッチレポート | |||||||
初のトップリーグ岡山開催となった三洋電機ワイルドナイツ対神戸コベルコスティーラーズの全勝対決は、前半から接点での1対1の勝負を制した三洋電機が57対24で快勝し全勝を守った。 前半開始早々から攻勢の三洋電機は、1分IブラウンがPGを外した直後に、相手陣ゴール前左中間のラックから、BK・FW一体となったライン展開で、最後はNo8龍コリニアシが右中間に押さえて、先制のトライを奪う。その後も、三洋電機の攻勢は衰えることなく、8分、13分、30分とたて続けにトライを奪い、立ち上がりからうまくペースをつかめない神戸製鋼を突き放し、26-0と一方的な展開で前半を折り返す。 後半は、前半と打って変わり一進一退の攻防となった。先手を取ったのはやはり三洋電機で、1分にFB田邉が早々とトライを上げる。これに対して神戸製鋼も3分に敵陣22mライン左中間付近のパントキックをWTB濱島がキャッチし、No8辻井に展開して右中間にトライを返し、反撃に打って出る。 その後両チーム、トライの取り合いとなり、ともに3トライを追加するが、前半大きくリードを奪った三洋電機が終始リードを保って勝利した。 全勝同士の対決は、三洋電機が勝ち点5を獲得し、対する神戸製鋼も後半4トライを奪い、勝ち点1を獲得した。前半からオフェンスもディフェンスも前に出てプレーした三洋電機。負けた神戸製鋼も最後まで勝ち点1を取りにいく気迫溢れるプレーを披露し、観客を魅了した。 |
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(写真1 激しい空中戦を仕掛ける三洋電機) |
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(写真2 FW、BK一体の三洋電機DF、追走するのは榎本キャプテン) |
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(写真3 突破を試みる神戸製鋼後藤キャプテン) |
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(写真4 神戸製鋼濱島の突進に懸命の三洋電機DF) |
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(写真5 ラインアウトを制する三洋電機ヒーナン) |
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(写真6 神戸製鋼ウィリス、トライまで後一歩) |
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(写真7 攻守に活躍を見せた三洋電機ブラウンのキック) |
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(写真8 神戸製鋼後半のトライ、レフェリーはアイユーブさん) |
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◎ 会見レポート | |||||||
【神戸製鋼コベルコスティーラーズ 平尾 誠二監督】 結果として大敗となった。敗因は前半の前半で、本来うちがやるべきでないプレーをして、相手に逆襲されてしまった。その後のゲームでの修正ができずに終わってしまった。三洋はそのミスをついてきた。三洋の方が力があったと思う。三洋の接点(1 on 1)の強さにやられた。うちにとっては勝ち点1点が取れたことが本日のゲームの収穫だった。 |
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【神戸製鋼コベルコスティーラーズ 後藤 翔太キャプテン】 ゲームコントロールと1対1の局面で負けたことが敗因だった。三洋は、力の出しどころをよく理解しており、集中できていた。自分たちは力の出しどころが散漫になってしまった。こちらの不注意で本来やるべきでないプレーが失点につながった。 |
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【三洋電機ワイルドナイツ 宮本 勝文監督】 今日のゲームは我々がやろうとしたゲームができた。ゲーム内容には、文句の付けようがない。全勝対決を制した、それだけで良しとしたい。結果として30点以上の差がついたが、神戸との攻防の方針にちょっとした差があったのではないか。前半の前半に、うちのディフェンスが、展開の局面で、我々のシステムを崩さずに対応できたことがトライに結びついた。後半は互いの力が出しあえたので差がつかなかった。 現時点で首位に立ったことは特に意識していない。選手もそうだと思う。我々としては、一戦一戦戦っていくだけだ。 |
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【三洋電機ワイルドナイツ 榎本 淳平キャプテン】 今日の試合は、とにかく勝つことだけを考えてプレーした。自分たちのプレーをすることを心がけて、それが80分間集中できたことに満足している。 今年はチームスローガンに「背水の陣」を掲げ、アタック・ディフェンスともに前に出ることを意識し、実践できたことがよかったのではないか。 |
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【三洋電機ワイルドナイツ 山本 貢選手(地元岡山県倉敷市出身)】 地元グランドで、試合ができ満足しているし、本当にしあわせだ。試合に勝ててよかったが、私自身は、後半に集中力が切れることもあったので、次戦からは修正していきたい。 |
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(記事:岡山県協会平野、写真:長谷川昭男) (広報担当者:村島 博) |