関西第5代表決定戦 マッチレポート

 


関西学院大学 大学選手権への出場を決める

 


 12月9日日曜日12時15分から、瑞穂公園ラグビー場で大学選手権の関西第5代表決定戦が行われました。結果は、33-27で関西学院大学が名城大学を破り、大学選手権への出場を決めました。以下その様子をレポートします。


12月9日(日) 瑞穂公園ラグビー場 12:15〜 KICKOFF
名城大学
27
12 - 12

15 - 21
関西学院大学
33

◎ 名城大学 VS 関西学院大学 マッチレポート
 関西第5代表決定戦は、地元名城大学の大学選手権出場の期待がかかり、メインスタンドは満員となった。前半、風上の名城大は、開始早々敵陣ゴール前に攻め込むとラックを連取し、中央にトライし先制点を上げた。ゴールも決まり7-0とした。その後、風を考えてライン攻撃主体の関西学院、キックを多用する名城大と一進一退の攻防が続いた。徐々に関西学院FWのボール獲得が多くなっていく中、関西学院は、前半20分中央付近のラックから右に展開し11番がトライ。7-5とした。その後も、1対1に勝る関西学院を低いタックルで応戦する名城大。そうした中、前半25分名城大は、こぼれ球を拾い11番が突進し、その後ゴール前モールを全員で押し込み、左隅にトライ。12-5とした。しかし、関西学院は、前半37分ゴール前のラックを左に展開し、左中間にトライ。12-12で前半を終了した。

 後半、風上の関西学院がキックで攻め込むもチャンスに至らず。名城大は後半10分ゴール前モールを押し込み、右中間にトライ、17-12とする。名城大は、後半20分には、ラインアウトからチャンスを作り、ゴール前モールを押し込みトライを上げ、24-12と差を拡げた。さらに、後半25分には、関西学院のハイタックルで得たゴール前PKを決め、貴重な追加点を上げ27-12とした。しかし、後半30分過ぎ、疲れの見えた名城大は、タックルも低く決まらず、関西学院のbWを中心とした縦の突進を止められず、30分、32分と連続トライを許し、27-26と1点差になった。そして、関西学院は、36分には、名城大のミスからこぼれた球を右に展開し11番がトライ、ゴールも決まり27-33と逆転した。名城大は最後まで攻め続けるがゲイン出来ず、ノーサイドとなり、関西学院大が大学選手権関西第5代表の座を射止めた。


(写真1 関西学院WTBのトライ)


(写真2 名城大押し込んでのトライ)


(写真3 名城大モールドライブ、インゴールへ)

(記事、写真:大久保誠)

(広報担当:村島 博)