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関西ラグビートップウェストAリーグ マッチレポート |
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トップウェストAリーグ第6節マッチレポート |
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12月9日(日) 瑞穂公園ラグビー場 14:00〜 KICKOFF |
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ワールドファイティングブル 29 |
10 - 7 19 - 5 |
豊田自動織機 12 |
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◎ マッチレポート | |||||||
残り2節となり、優勝の行方も関わり、観客は2500人を超えた。天候は風が強まり、スタジアムを巻き込むような状況の中、試合は、豊田自動織機のキックオフでスタートした。 前半7分、豊田自動織機のタッチキックがラインを割らず、ワールドがカウンター攻撃。中央付近のラックからインゴールへショートパント。11番沼田がボールを押さえ、先制トライをアゲ5-0とする。12分豊田自動織機は、中央自陣より9番後藤がPKを狙うも失敗。豊田自動織機は攻め込むもミスが多く、スコアにつながらない。27分ワールドは、中央ラックから左に展開し、7番舛尾が左隅にトライ。10-0と追加点を上げる。32分豊田自動織機は10番ベン・ゴリングスがDGを狙うも失敗。しかし、36分豊田自動織機は中央ラックより10番ベン・ゴリングスが抜け出て中央にトライ。ゴールも成功し10-7とし、ハーフタイムとなる。 後半、FWに何か元気のない豊田自動織機、1対1で勝り元気なワールドという状況の中、8分ワールドはFWが圧力をかけ、ラックのボールをターンオーバーし突進。ゴール前モールを押し込み、中央にトライし17-7とする。12分ワールドはラインアウトからFWが突進し左隅にトライ。22-7とリードを拡げる。豊田自動織機も18分にラックより左に展開し、11番南が左隅にトライ。22-12と食い下がる。しかし、FWが優勢なワールドは、35分、ラックより22番ジョセフが突進し中央にトライ。29-12と突き放した。終了際に豊田自動織機も攻め立てるがミスが多く、ワールドのDFを崩せずノーサイドとなった。ワールドの個々の突進力が際だったゲームであった。 |
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(写真1 豊田自動織機のライン攻撃に反応するワールドDF) |
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(写真2 双方互角に組んだ豊田自動織機のスクラム) |
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(写真3 激しい中盤での争奪戦) |
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◎ 会見レポート | |||||||
【ワールドファイティングブル 南監督】 思ったような形で動けた。織機のしつこさにてこずった。選手が良くやってくれた。次はホンダ戦だが、春から1位を狙っている。 |
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【ワールドファイティングブル 中矢主将】 チャレンジ精神で負けたら終わりという気持ちで望んだ。今日はDFが頑張れた。敵陣ゴール前に攻め込んだら確実にスコアにする意識。攻めは1対1のみ。後半は、低いタックルとファーストブレイクランを早くすることを意識した。これが出来た。ホンダ戦は、チャレンジ精神で勝負! |
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【豊田自動織機 川上監督】 思い切ってやって欲しかった。思い切りに欠けた。ボールを動かして勝負したかった。近鉄戦は全力でぶつかる。 |
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【豊田自動織機 松岡主将】 攻撃が連続できず、ワールドにうまくDFされた。前半途中から相手のFWが走れなかったが、うまく攻められなかった。球ぎわを修正し、もう一度ワールドとやりたい。近鉄戦は必ず勝つ! |
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◎ 会見レポート | |||||||
【近鉄ライナーズ 中谷監督】 完敗です。お互いの強みを出し合った試合だったと思うが、出し切ったチームが勝利を勝ち取ったと思う。ホンダは出し切れたし、近鉄は出し切れなかったと思う。次の試合に向けて切り替えて行きたい。 |
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【近鉄ライナーズ タウファキャプテン】 今日は、うちのチームプレイがうまくいかなかったところが残念。ホンダのしっかりしたプレッシャーによって、チャンスを作ることが出来なかった。ゴール前まで攻めることはできたが、そこでターンオーバーされたり、ミスがあったことが残念。次の試合に向けては、もう勝つことだけです。 |
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【ホンダヒート クリス監督】 前半、ミスが多く19点と言う得点は、勝つためには少し足りないかなと思った。しかし、後半DFがとにかく素晴らしかった。特にFWが頑張ったと思う。次のワールドの試合も楽しみにしています。 |
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【ホンダヒート 大橋キャプテン】 練習してきたことが出せたことが良かった。前半、風上で優位にゲームを進めることができた。次の試合も同じように一戦、一戦自分たちのラグビーをしていくだけです。 |
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(記事、写真:大久保 誠) (広報担当:村島 博) |