ジャパンラグビー トップリーグ2013-2014

 


2ndステージ 第4節 グループB マッチ・会見サマリー
(瑞穂公園ラグビー場)

12月21日(土) 14:15Kick Off
22 -  5
22 -  7
豊田自動織機シャトルズ
44
九州電力キューデンヴォルテクス
12

◎ 豊田自動織機シャトルズ vs 九州電力キューデンヴォルテクス マッチ・サマリー
 時折陽の射す寒い曇り空の下、九州電力のキックオフでゲーム開始。前半開始早々、九州電力は積極的な攻撃を展開。1分にゴール前のラインアウトからモールを押し込んでトライをあげ、先制する。しかし、ここから豊田自動織機が個々の力強い突破からリズムをつかみ、7分にトライをあげ同点に追いつくと、その後は九州電力のディフェンスが甘くなったところをたたみかけ、3トライを追加。九州電力も前半終了直前攻撃を重ねるが、個々の攻撃が目立ち得点をあげることができず、22対5の豊田自動織機リードで前半終了。

 後半も豊田自動織機のペースが続く。キックオフからの連続攻撃でノーホイッスルトライをあげると、その後も九州電力のディフェンスが甘くなった瞬間の個々の突破を起点に、3トライを追加。九州電力も何度か豊田自動織機のゴール前まで攻め込むが、34分に1トライを返すにとどまり、44対12でノーサイド。












◎ 会見サマリー
【九州電力キューデンヴォルテクス 平田監督】
 本日はありがとうございました。今週の試合に向けて良い練習ができていたので、自信をもって臨んだ。課題であった「試合の入り」も先制トライを取ることができ良かったが、キーマンである8番と15番を止めることができなかった。徐々に織機さんの力に負けてしまいこのような結果になってしまった。

(2ヶ月前にも対戦しているが、修正した点は?)
平田:試合の入りを大事にしたかった。先制トライを取れたので良かった。しかし、その後すぐにトライを取られてしまい、リズムに乗れなかった。

(相手のキーマンを止めるために取った対策は?)
平田:下に入ることだと思うが、なかなか下に入ることができず、結果的に力負けして走られてしまった。

(前回大差で敗れているが、今回メンタルの部分ではどうだったか?)
齊藤[主将]:負けるつもりではやっていないが、相手に勢いがあり、結果的に負けてしまったと思う。

(先制点は3点を狙わずトライを取りに行ったがその意図は?)
齊藤:ボーナスポイントを取りたかったということもあるし、モールからトライを取れる自信があったのでそういう選択をした。



【豊田自動織機 田村 監督】
 今日はありがとうございました。今日の試合は私たちにとって連勝ができるかどうかいう点で大事な試合でした。大事な試合で勝つことができて良かったです。

【豊田自動織機 梅田 主将】
 今日はありがとうございました。地元の瑞穂ラグビー場で勝利することができて、嬉しく思います。たくさんの方々に応援していただき感謝しています。

(内容的にも完勝でしたね。今日の試合を振り返ってみてどうでしょうか?)
田村:しっかりボールをキープして勝つことができた。しかし、点差が開いてきた後半は、少し中だるみしてしまったので、そこはしっかり反省していきたい。

(年内最後の試合でしたがここまでの戦いぶりはいかがですか?)
田村:2010年の時と比べるとしっかりと戦えているという実感がある。得点力も上がってきており、選手も自信をもって取り組んでくれていると思う

(ファーストステージは勝ちきれない試合が続いたが、その時とセカンドステージの違いは何ですか?)
田村:トライを取りきれるという自信が選手についてきたと感じる。また、相手が得点したいと思う場面でしっかりとDFをすることができるようになってきたことが大きいと思う。

(キャプテンはどのように感じていますか?)
梅田:監督も話したように、トライを取りきれる力がついてきたので、自信をもって試合をすることができてる。




[敬称略]
(記事:大林直之 中山貴文 広報担当:進藤剛)